昔、住んでいた新宿区荒木町に行ってきました
昨日、久しぶりに新宿区荒木町を訪れました。
この街を離れて8年かな。住んでいたマンションで残っていたのは1階で床屋さんをやっていた金田さんともう一人のご婦人だけとのことでした。
金田さんのご主人は3年前に他界したとのことでしたが奥様とお嬢様が大変喜んでくれたことに感激しました。
僕がくも膜下出血で7ヶ月入院していた時、「緑が見えない」と妻が癒やされないと言っていました。飲み屋街とはいえ新宿です。
荒木町といえば、かつて花街だった面影を今に残す、細い路地と石畳、古い建物が立ち並ぶ独特の雰囲気があります。
どこか人情と温もりを感じられるこの町に癒されていました。
今回訪れてみて、まず驚いたのは、新しいお店やビルがずいぶん増えていたこと。おしゃれなカフェやバーが立ち並び、若い人たちの姿も目立ちました。でも、古くからある老舗の和食屋や、昔ながらの居酒屋も健在で、どこか安心しました。
私がよく通っていたラーメン屋さんもまだありました。当時と変わらぬ雰囲気。働いている人の顔は少し年を重ねていましたが、「久しぶり!」と声をかけると「お久しぶりです!」と返事が返ってきました。
昨日は暑かったので冷やし中華を食べました。
町の景色は変わっても、そこに流れる空気や人のぬくもりは、あまり変わっていないように感じました。
昨日はお祭りも重なっていたので荒木町公園に足を運んだら、デビットと石原夫妻がいました。僕がいた頃の町会長も他界していて奥様が町会長をとのことでした。
あの頃の自分と、今の自分を重ねながら歩いた荒木町は、少し切なくも、心がほっとするような、不思議な時間でした。
帰りに三丁目のベローチェに寄ったら橋口さんと神田さんが隣のテーブルにいて驚いたけど懐かしい話題で盛り上がってしまい、時間を忘れるところでした。
1年に1度は信濃町に行くので、その際は荒木町に立ち寄ろうと思いました。
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